現在の仕事内容
現在は人事制度の運用や多様な人財の確保・活躍に向けた施策の検討を主に担当しています。具体的には、毎年度の社内の評価・昇格試験といった各種人事制度の運用や新たに導入したキャリアコース制度の設計、多様な人財の採用を担当しています。
当社では中期経営計画「共創140計画」の「人事戦略」において、生産性向上と人財の確保・育成、多様な活躍の場の提供を通じて、新たな“人財ポートフォリオ”を構築することを掲げています。また、最近は「※DE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)」や「人的資本経営」が世の中でも注目されており、人事領域の取り組みにスポットライトが当てられる機会が多くなってきました。「人」に関する仕事は奥が深く難しい側面も多いですが、従業員の活躍や働きやすさを後押しすることに加え、企業としての経営や価値向上につながる仕事に携わることができるのは大きなやりがいです。
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- ※DE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)...
- 性別や年代、国籍や価値観など、人と人の間にあるさまざまな違いを受け入れ尊重しあい、多様性を社会や組織に組み入れて活かすことで、成長や発展を促そうとする考え方
キャリアステップ
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- 2016年
- 入社後、新入社員教育を経て人事部(人事担当)に配属。主に給与・社会保険・税務・退職金等のペイロール業務を担当。
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- 2020年
- 新卒・経験者等の各種採用を担当。
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- 2021年~
- 人事制度運用、多様な採用・キャリアに関するプロジェクト、人的資本経営施策を担当。
育休取得時のエピソード
2023年5月に第一子が誕生し、当社独自の制度であるベビーサポート休暇(※)と育児休職をあわせて約1カ月間取得しました。私たちの場合は里帰り出産ではなかったこともあり、出生直後に育児休職を取得しようと考えていました。出生後には退院時のお迎えや、役所手続きに行く必要もあり、ベビーサポート休暇制度のありがたさを感じました。育休取得時には、休んでいる間に仕事が滞ったり、同僚に負担がかかってしまうことが心配でしたが、上司や同僚は温かく了承してくださり、引き継いだ業務を着実に進めてくれました。そのおかげもあり、復帰後はスムーズに業務を再開することができました。育休を取得した経験から、妻と一緒に育児に向き合う時間の大切さに気づくとともに、職場においては周囲との相互理解を図ることで、それぞれのライフ事情を後押しできる風土・環境をつくることが重要だと感じました。
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- ※ベビーサポート休暇...
- 育児と仕事の両立をサポートするために「最大連続10日間」の有給休暇が取得できる当社独自の制度
復帰後の仕事の変化
子供が産まれてからは時間の使い方を工夫する必要があり、その点は復帰後の仕事においても意識するようになりました。育児との両立は大変なことも多いですが、仕事にもモチベーション高く取り組めています。職場でのコミュニケーションでは、パパ・ママの先輩社員や同じ時期に子供が産まれた同期と育児トークをすることが増え、いろいろと教えてもらっています。会社全体を見渡しても育児休職やベビーサポート休暇を取得する社員は男性も年々増えてきており、私が入社した頃と比べると、会社全体の風土や従業員のワークライフバランスに対する意識にも大きな変化を感じています。
休日の過ごし方
休日も子供中心の生活となり、育児や家事に追われているうちに気づけば日曜日の晩ということも・・・。
子供も外出できるようになり、家族で近くのショッピングモールや公園に出かけることも多いのですが、子供の体重が増えるに連れて肩こりがひどくなってきました(笑)自分時間を見つけて、趣味のランニングや野球観戦、好きなアーティストのライブに行くなどしてリフレッシュしています。
南海電鉄で実現したい目標・夢
南海電鉄を多様な人財が愛着や誇りをもって、いきいきと活躍することができるダイバーシティあふれる企業にすることが目標です。これまでの経験を活かし、人財や働きやすさの観点から企業価値を向上させることで、選ばれる沿線、選ばれる企業グループになることを実現したいです。
育休時の1日のスケジュール
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- 子供にミルクをあげる
- しっかり寝れない日も…
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- 朝食
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- 洗濯・掃除など家事全般をこなす
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- ミルク・オムツ換えなど随時おこなう
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- 昼食の準備~昼食
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- 買い物
- 妻と日替わりで日用品の買い物へ
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- SNSや書籍で育児情報を収集しながらミルク・オムツ換えなど
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- 夕食の準備~夕食
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- 子供のお風呂・着替え