現在の仕事内容
不動産営業部(難波オフィス担当)では、なんばエリアの約10棟のオフィスビルの日常対応や企業の誘致営業、入居企業さまへの満足度向上施策などを行っています。
オフィスワーカーの皆さんに『大阪で働くなら?』と想像していただいた際に、「なんばエリア」をイメージされる方は、そう多くないと認識しています。それは、梅田や淀屋橋などと比較し、オフィス数自体が少ないこととあわせて、「観光」「娯楽」のイメージが強いことがその要因の1つだと考えています。一方で、なんばエリアには、パークスタワーやなんばスカイオなどのハイグレードオフィスが存在しているうえに、オフィス機能だけでない「観光」「娯楽」機能も存在することは、働く人にとって魅力の1つです。そこで、“楽しむ”“ワクワクする”時間を過ごすことができる「なんばらしい働き方」が実現可能なまちであることを、私たちから発信を行い、オフィスをご契約いただいてからも、単に賃料を収受するだけでなく、「入居企業およびその従業員の生活を豊かにする」ことを目的として、満足度向上に資する様々なサービスやイベント等も企画しています。ワーカーさんから「なんばのこのビルで働いていることに喜びを感じます」といったお礼をいただくときが、一番のやりがいになっています。
キャリアステップ
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- 2018年
- ブランド統括部へ配属
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- 2019年
- ブランドスローガン「‘なんかいいね’があふれてる」などの策定や社内のインナーブランディング施策を担当
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- 2020年
- 南海グループ社員 総勢約300名参加のインナーブランディング動画の企画を担当
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- 2021年
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不動産営業部へ異動
なんばエリアのオフィスの価値向上およびなんばスカイオの担当(オフィステナントの日常管理対応、イベントホール運営)
不動産部門に在籍してきて
身についた専門性
不動産事業といっても、幅広い分野があり、それぞれ奥が深く専門性も高い業務になります。私自身は、不動産の専門性というよりは顧客サービスの満足度向上およびエリアのブランディングに携わる業務が多いですが、そのなかで特に身についてきた(意識している、というほうが正しいかもしれません)と感じることは、「お客さまの声を聞くこと」です。一見、当たり前のことに思うかもしれませんが、いざ実務を担当していると、私自身がターゲット層の企画ではないのにもかかわらず、自分好みの内容に偏っていないか、社内の意見ばかりに気を取られていないか、などの視点を持つ重要性は改めて感じています。俯瞰して冷静に企画を見直すと「本当にお客さまはこれを望んでいるのか」ということに向き合う機会が多くなりました。
南海電鉄の魅力や強み
「南海電鉄」という社名を出すと、大半の企業様は話に耳を傾けてくださいます。例えば、イベントホール会場の売上を伸ばしたい、という際の営業訪問をするときなど、南海電鉄の社員であることにありがたみを感じました。日々の鉄道運行やインフラを担っているというところから、安心感をご提供できているのだと感じます。一方で、その築き上げた安全・安心を裏切らないように努めるのはもっと大変で、一つのミスや対応の誤りで信用を失墜してしまう怖さも持ち合わせています。鉄道運行と同様、不動産のビル管理や一人ひとりのお客さまに対してもその意識は常に必要だと感じています。
休日の過ごし方
野球のメジャーリーグが好きなので、朝からテレビで観戦をしています。そのまま1日何もしない日もあれば、友人と出かけたり、1人で買い物に行ったり・・・平日の仕事のことは一切忘れて、切り替えるようにしています。新入社員のころは、業務が立て込むと、休日もあれこれ考えてしまうこともありましたが、ある程度の年次を積むと、いったん忘れて、逆に勤務時間内でいかに業務を終わらせるかに頭を使おう、と割り切れるようになりました。
南海電鉄で実現したい目標・夢
なんばエリアでの働くイメージはまだまだ世間に浸透しておらず、魅力も伝えきれていない部分がありますが、いつかは「行列(入居待ち)のできるオフィスエリア」といわれるように、地道に邁進していきたいと思います。すぐ近くになんばパークス・なんばCITYの商業施設や、百貨店・ホテル、エンタメ娯楽施設も何でも揃うエリアであり、お昼休みや就業後、気軽にお買い物やお笑い・映画・音楽などを鑑賞できる街でもあるため、十分にポテンシャルはあると信じています。すでにビルに入居いただいている企業さま・ワーカーさんの満足度向上を維持しつつ、いつかこの魅力が多くの人に受け入れられ、評価されることを願って、日々様々な企画や取り組みをしていきたいです。